和尚「前世を知れば悟りが早まる理由」を語る

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(写真は、和尚著「死ぬこと 生きること」(市民出版社)より)

自然が、人が前世を思い出さないようにしたわけ

人間は何万回も輪廻を繰り返しこの世に生まれてきているのですが、前世を覚えている人はほとんどいません。

私の瞑想の師匠マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーによると、通常人が前世を思い出すことがないのは、もし思い出すと多くの人々が、過去の悲惨な体験によって耐え難い苦痛に襲われることになるので、自然(神)が前世を思い出さないような仕組みを人体に施しているからだと語っていたことがあります。

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(写真は、マハリシ総合研究所編・訳「聖なる意識の目ざめ」より)

確かに今回の生でさえ、人によっては思い出すと吐き気を催すという程イヤな過去の体験が数多くあります。

人は過去の不幸な記憶を心の奥に押し込めながらなんとか生きているのです。

今生の記憶でさえそうなのですから、前世の記憶を思い出すことは、心の許容量を超えているのです。


悟りを開けば前世を思い出すことができる

ですから、今生において、自分に起こるあらゆる体験を映画を見るのごとくさらりと受け流せる意識状態になるまでは、前世を思い出すことはないでしょう。

バガヴァンによると、前世の記憶は、ムラダーラ・チャクラが完全に活性化して、クンダリーニが完全に上昇したときに思い出すようです。

つまり悟りを開いたときなのです。


和尚が語る「前世を知れば、悟りが早まる」理由

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(写真は、和尚著「死ぬこと 生きること」(市民出版社)より)

しかし最近出た和尚の「死ぬこと 生きること」(市民出版社)という題名の本の中で、和尚は、もし人が前世を思い出すならば、悟りを早める、と語っています。

その為に、かつて仏陀やジャイナ教の教祖マハーヴィーラは、弟子たちにジャティ・スマランと呼ばれる前世の記憶を思い出す集中的な実験を行った、と。

その辺大変興味深いエピソードを交え書いていましたので、一部転載させて頂きます。


(以下、転載開始)

一人の女性が、私の指導の下でよく実験をした。彼女は自分の過去生を知ることに、非常に熱心だった。

私は言った。「それは可能だ。ただし、あなたはその結果を了承しなければならない―おそらく自分の過去生を知れば、あなたはおそろしく心配し、動揺するかもしれないからだ」

彼女は言った。「いいえ、何故私が動揺するのでしょうか?過去生はすでに去っています。今心配すべき何があるのでしょうか?」

彼女は実験を始めた。彼女は大学の教授で、知的で賢明で勇敢だった。私の指示に正確に従って、彼女は深い瞑想に入った。

ゆっくりと、彼女は自分の記憶のより深いレベルを掘り下げ始めた。そして彼女が初めて自分の過去生に入った日、彼女は私のところに駆け寄ってきた。

彼女は全身を震わせ、涙を浮かべていた。彼女は泣き始めて言った。「私は思い出したものを忘れてしまいたいのです。自分の過去生にこれ以上行きたくありません」

私は言った。「それは難しい。あなたの心に戻ってきたものを忘れるのには、時間がかかるだろう。しかし、なぜあなたはとても神経質になっているのだ?」

彼女は言った。「どうか聞かないでください。自分は純粋で貞淑だと思っていましたが、前世では、南の地方の寺院の売春婦だったのです。

私はデヴァダーン(神の召使)でした。何千人もの人たちと性交をしました。自分の身体を売っていたのです。

だめです。そのすべてを忘れたいのです。一瞬さえも、思い出したくありません」

だから、誰でも自分の過去生に入れる。その方法がある。そのための方法論がある。

マハーヴィーラと仏陀によってなされた人類への最大の貢献は、非暴力の教義ではない。彼らの最大の貢献は、過去生を思い出すための教義にある。

彼らは、過去生に入るまでは、魂が何であるかを知ることが出来ない、と探求者たちにはっきりさせた地上の最初の者たちだった。

彼らは、あらゆる探求者たちが、自分の前世に戻れるように手助けをした。

自分の過去生の記憶を思い出すために充分な勇気を集めたら、彼は全く異なる人間になるだろう― 

なぜなら、以前に何千回も既にしてきたことを、自分が繰り返しているのを見るようになるからだ。

彼は自分の愚かさを見るだろう。

何度自分は富を蓄積してきたことか、何度自分は威信、名誉、地位の後を追いかけてきたことか、何度自分はデリーに旅をして、高い地位に達したことかを見るようになる。

数え切れない時の経過で、自分がこれをすべてしてきたことと、もう一度同じことをしているのを認識するだろう。

そして毎回、結局のところ、その旅は不成功に終わったことが証明されてきた。

そしてその旅は、今回も同様に不成功に終わるだろう。

この記憶の復活で、彼が富を追い求めることは直ちに終わるだろう。地位への執着は消えるだろう。

男性は、何千年もの間にどれだけ多くの女性たちと関係を持ってきたかを、知るようになるだろう。

そして女性は、どれだけ多くの男性たちと関係を持ってきたかを、知るようになるだろう―

そしてどんな男性も、これまで女性に満足しなかったことや、どんな女性も、これまで男性に満足しなかったことも― 

にも関わらず、男性はいまだに、自分はこの女性と楽しむべきだろうか、あの女性と楽しむべきだろうかと思い、女性はいまだに、自分はこの男性と楽しむべきだろうか、あの男性と楽しむべきだろうかと思う。

これが数百万回も起こってきた。

もし、これがすべて1回でも思い出せたら、決して二度と繰り返さないだろう― 

なぜなら、一つの行為を何度も繰り返すと、その価値の無さは自明になるからだ。

すべての物事は無意味になる。

仏陀とマハーヴィーラは二人とも、ジャティ・スマランという過去生の記憶を思い出す集中的な実験を行った。

たった一度でも、これらの記憶を通過した探求者は変容した。彼は別人になった。

(以上、転載終わり)


至福体験が、強烈な真我探求のモチベーションに

確かに、前世を知ることは、悟りへの近道かもしれません。

もし人が前世を思い出したならば、悟りを妨げている、欲望は早く落ちるでしょう。

人はお金儲けや地位や名誉、好みの女性や男性を求めて時間を費やすことの愚かさ、この世の無常、この生における様々な行為の虚しさを知り、強烈に真理(悟り)を求めるようになるでしょう。

しかし、ジャティ・スマランのようなことはサット・グル(真の霊的指導者)の指導の下でしか行えないものです。

他にも強烈に悟りを求める体験というのがあります。

私が、この精神世界に入ったきっかけも、盛岡の友人の家で突然意識状態が変わり、前世を思い出したからです。

その時に完全に、人間が何回も何万回も輪廻転生していることが分かりました。

ただ前世の記憶といっても断片的なもので、前世の悲惨な体験を思い出したわけではありません。

その代わり、この宇宙の創造主の存在と人間の心の本性(真我)が時空を超越した永遠不滅の至福意識であることを、その時領解しました。

それからです、悟りを求め始めたのは。

その半年後位にTM瞑想に出会い瞑想を始め、現在に至っているという訳です。

もちろん今も欠かすことなく続けています。何故なら、瞑想中は至福を体験しているからです。

至福は、完全な満足の状態です。この至福体験に比べると、人間の日常生活における他の体験は色褪せてしまいます。

様々な欲望は、自然に落ちます。

私は結婚する前、十数年間完全な禁欲生活を送っていたことがありますが、これにはまったく努力が不要でした。

自然にできていたということです。

性エネルギーを漏らさなければ、そのエネルギーが至福に変換されるので、至福感は瞑想中だけでなく、日常生活でも持続してゆきます。

24時間至福状態が続いている状態が悟りの状態です。そういう意味でも、悟りを開くためには、禁欲はある意味必要不可欠ともいえます。

(パートナーがいる場合は、タントラやタオの行法が有益ですが、その場合でも性エネルギーは漏らしてはいけません。詳細は以前の記事「悟りを速めるクンダリーニと性の秘密」「未成就の欲望が輪廻を招く&性超越タントラの要諦」をご参照ください)

ですから、前世を思い出さなくても、至福体験が強烈な悟りへのモチベーションになるということです。

現在、地球レベルでエネルギーが上がっていますので、どなたでもディクシャや瞑想で簡単に至福体験出来るようになっているのではないかと思います。

死ぬ時に後悔しないよう、今生のこのチャンスを是非とも逃さないよう願いたいと思います。

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プロフィール

三休さん

Author:三休さん
のブログへようこそ!

昭和28年東京都江戸川区  小松川の生まれ

都電の西荒川駅前にあ
った生家には、故赤塚不二
夫さんが下宿していました。

上の写真は、昭和30年5月石森章太郎さんが赤塚さんを訪ねてきた時のもの。

赤塚さんは、その2年後有名なトキワ荘に引越しました。

徒歩数分の石毛肉店には、私と一緒に住んでいた従姉と同じ深川高校に通う五月みどりがいて、この翌年に歌手デビュー。

生家の2軒隣にその数年後、横綱柏戸が引越してきました。

私は、その後両親が近所に建てた家に引越したのですが、3軒隣にラグビー日本代表だったターザン橋本(本名橋本晋一)氏が住んでいて息子が私と同級生。

息子H君はその後早稲田ラグビー部の主将。

私が小中学校時代に通ったラグビースクールで一緒にプレーした新日鉄釜石7連覇の立役者Mr.ラグビーと言われた松尾雄治君とその後早明戦で戦ったのには驚きました。

私も高校でラグビー部に入ったのですが、挫折。結局それが遠因で、精神世界に。

そして今に至るのですが、何が幸いするか分かりません。

もし、そのままラグビーを続けていれば、何がしかの世界で成功したかもしれませんが、失敗の人生を歩んでいた可能性があります。

真の意味での成功者とは、永遠不滅の至福の境地である「悟り」に達した人々のことであり、そこに向かって着実に前進している人々のことを言います。

(「悟り」「真の成功者」に関して詳細は、本ブログ記事「ホイットニーの死をバガヴァンの教えから考察する」等をご参照ください。)

まさに「人間万事塞翁が馬」。

趣味は瞑想です。

1977年から瞑想しています。      
基本的に24時間瞑想しています。
もちろん、座って瞑想するのも大好きです。

意識の内側へ入れば入るほ
ど、より覚醒し、より自由に
なってゆきます。

瞑想をとおして、
この世界のあらゆる楽しみ、
快楽をはるかに凌駕する
時間、空間を超えたこの
現象世界の源である
永遠不滅の純粋意識、
そしてその本質である
絶対的な自由と愛と至福を体験します。

多くの方にこの事実を体験を通
して知って頂きたいと思ってい
ます。

覚醒剤もドラッグもいりません! 

ただし、瞑想には、効果的で正しいやり方があります。

正しい角度で飛び込み、正しい泳ぎ方を身につけることで、スムースに海中深くに潜ることが出来ます。

それと同様で、効果的に効率よく、マインド(心)の内側深くに入り、究極的にはマインドを超越する方法が、正しい瞑想法です。

古来より覚者方より様々な瞑想法が、伝えられております。

マインド(心)は、永遠でもなく、真我(本当の私)ではありません。

その正体は思考であり、常に変化して止まず、幻影です。

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