カルキの奇跡「自殺した娘との再会」

インドでは、ヴィシュヌ神が、肉体をもって10回この地上に現れるという言い伝えがあり、聖典にも書かれています。

そのように、神が肉体をもった存在をアヴァター(神の化身)と言いますが、その8番目のアヴァターとして有名なのが叙事詩「マハーバーラタ」の主人公クリシュナ尊。

クリシュナ

また叙事詩「ラーマーヤナ」の主人公ラーマ王も7番目のアヴァターとしてインドでは、よく知られています。

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しかし、日本人にとって、もっとも馴染み深い存在といえば、仏陀です。仏陀は、9番目のアヴァター。

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そして、10番目、最後の化身がカルキです。

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カルキとは、カリ(暗黒)を破壊するもの、という意味です。

「暗黒時代(カリユガ)の終わりに、世に不正がはびこり、野蛮な人々が民衆を苦しめる。その時、ヴィシュヌは正法(ダルマ)を救う為に白馬に乗った10番目のアヴァター、カルキとして現れる」と言われています。

実際、現在は、マハリシ・マヘッシュ・ヨーギーもかつて言っていたように、暗黒時代(カリユガ)の終わりです。

そのマハリシも、30年以上前に、近い将来のカルキの出現を予言していました。(この辺は、当ブログでも何回か書いています。その予言がきっかけで、バガヴァンの下を訪ねたという経緯があります。)

インドでは、自称、他称、カルキと言われる人は何人かいるそうです。

フォロワーの人々の何人かが、バガヴァンが白馬に乗っているヴィジョンを観たり、バガヴァンに関する奇跡的な体験を多くの人々がするようになったこともあって、シュリ・バガヴァンは自然にカルキと呼ばれるようになりました。

バガヴァンを日本に初めて紹介した大矢浩史さんの書いた「神の誘い」の中には、大矢さんがインドで取材した奇跡体験談が数多く掲載されています。

肉体を持ったバガヴァンが、インドのあちこちに現れて、病気や貧困で困っている人々を救った、という話がたくさん紹介されています。

日本ではそのような体験談も時々耳にしますが、インドに比較すれば圧倒的に数は少ないと思います。

もっとも、フォロワーの数も数十万人、数百万人と言われるインドと比較して、まだ数千人程度ですから、それも仕方のないことですが。

私が、バガヴァンに出会ったのが、2000年春で、その年の12月にバガヴァンの下を訪ねています。

訪ねた理由は、バガヴァンが本物かどうか確かめる為。

ところが、実際バガヴァンと直接会った後も、バガヴァンに対する疑念は拭えず、その後、2004年11月に出版されたバガヴァンが直接語った著書「ワンネスVol.1」に接して、これは本物だ、とバガヴァンに出会ってから4年半経ってやっと確信した次第です。

そのような訳で、まだバガヴァンに対する疑念を持っていた2001年の夏頃、凄い体験をした人が岡山にいる、と聞いてその方に早速会いに行ったことがあります。

当時、岡山大学で教鞭を執っていて、TM瞑想の古くからの実践者で、1979年頃から私もよく知る松田先生のところに来られた方だということで、松田先生と一緒にお会いして、話を伺いました。

その時に聞いた内容に関しては、これからご紹介するご本人が、以前に出版された本「黄金時代の光」(大矢浩史著、出帆新社刊)に寄稿した文章から、当記事の下の方に転載させて頂いたものとほぼ同じです。

その時の印象としては、ご本人はとても吹っ切れた感じで、1年前に娘さんが、自殺したとは思えないほど明るい感じだったのを昨日のようによく憶えています。

日本では、毎年、3万人近くの人々が自殺していると言われています。

それとは別に、毎年、死因が不明の不審死が15万位いるそうです。

欧米では不審死の半分を自殺にカウントするそうで、その基準を採用すると、毎年10万人近くが自殺していることになります。

身近な人の自殺は、遺族にとって非常につらい経験です。

この岡山の方のような体験は、誰にでも起こるような体験ではありませんが、誰でもが、ご自身のディヴァイン(神聖なる存在)に真摯に祈れば、きっと何らかの形でその祈りにディヴァインが応えてくれ、苦しみを和らげてくれるはずです。

ということで、以下の体験談を参考にして頂ければと思います。


(本には、ご本人の実名で掲載されているのですが、ここでは、匿名で紹介させて頂きます。)


「絶望の淵から」

岡山市在住 O・Mさん

2000年9月16日、一人娘が自らの命を絶ちました。27歳でした。

娘の死を認めることなんて、できるわけありません。

すぐに娘が戻ってくるものと、信じて疑いませんでした。

四十九日の法要が終わりました。・・・・娘は戻ってきません。

主(あるじ)を無くした部屋で一人、片づけを始めました。

思い出のいっぱい詰まった洋服、靴、アクセサリーを一つ一つ手にとっては語りかけ、涙を落としました。
 
こんな自分の気持ちを整理しようと、それらの品々を、娘と親しくしてくれた方々にお渡しすることにしました。

ですが、傷つき痛んだ心が、そんな簡単に整理できるわけがありません。 

気がつくと、心の中で娘に呼びかけています。

「祐子ちゃん、どうしてママに呼びかけてくれないの? 寂しくないの? 辛くないの?」
 
こうやって毎日毎日、娘に語りかけていました。しかし、娘と会うことはできません。
 
そんな私にたくさんの方々が、いろいろと助言を下さいます。

「自殺をした者は、暗く冷たい所にいるのだから、こういうふうにお祈りしなさい・・・・」とか、

「早く元気を出さないと、娘さんが良い世界に行けないよ・・・・」などと。

そんな助言を聞いて、私は逆に胸が張り裂けそうになります。心の傷がより広がる思いです。
 
私の心は、こう叫んでいます。

「あなたの助言は、私の慰めでも何でもない!」

「娘を亡くした親の気持ちをあなたは分かりますか?」と。

悲しみに染まったこの心は、行き場を失ってしまいます。事実、深くふかく閉ざされるばかりでした。

そんな私を気づかい、遠くに住む義姉がたびたび電話をくれました。

「央子さん、もう頑張らなくていいのよ。
 
自分の好きなように自由に過ごしたらいいのよ・・・・」
 
その一言で、どれだけ心が安らいだでしょうか。

毎日毎日娘に手を合わせては涙を流し、写真を見れば嗚咽でむせび、どうしたら娘の所に行くことができるのか・・・・、夢でもいいからもう一度娘を抱きしめたい・・・・。

暗く閉ざされた私の心は、完全に行き場を失っていました。

こんな辛い日々が続きました。一人で外出することさえできないまま、六ヶ月が過ぎました。
 
そんなある日(2001年3月29日)、義姉から電話をもらいました。

「心配事や悩み事を聞いて下さる先生が、岡山の大学にいらっしゃるわよ。よかったら時間をいただいて訪ねて行ってみたら。きっと気持ちが楽になるはずよ」

というアドバイスでしたが、その助言にすぐに従うだけの余力は、残っていませんでした。
 
4月3日。その日は、朝からずっと泣きどおしで、目が腫れるほどでした。
 
午後4時頃だったと思います。最後に意を決して、その先生にお電話をしました。

その声はとても優しく安心しました。そして、先生と翌日午後1時にお会いする約束を交わしました。
 
義姉が、前もってカルキの著書を送ってくれていました。読んでいくうちに、明日、先生にお会いするのに、お祈りすれば絶対一人で外出できると確信できました。
 
翌朝、起きてすぐ、
「カルキ様、一人で外出できますように。先生にお会いすることができますように」
と、心の中で手を合わせました。
 
どうしたことか、私は一人で先生の教室の前まで来ていました。一人で外出したのは六ヵ月ぶりのことでした。

これもカルキ様が連れてきて下さったのだと確信し、自然と手を合わせていました。
 
先生とお会いしたとき、何も隠す必要はない、全部お話をしたらきっと心が落ち着くと思えました。

そして、すべてを正直にうち明けました。
 
最後に、先生が私の頭に手を置きながら、何かお祈りを始められたときです。
 
鼻から頭にかけて溜まっていた塊のようなものが、頭からスーッと抜けていくのを感じました。

何ヶ月かぶりに頭が軽くなり、すっきりした気分です。
 
そして、4月7日に先生のご自宅に伺う約束をして、別れました。
 
カルキのことが少し理解できた私は、その夜早速、カルキを試しました。

「カルキ様、娘が現在どのような状態でいるのか、どうか私に見せて下さい」とお願いをして、午前1時頃床につきました。

しばらくして目が覚めました。暗闇の中に人影が映りました。

よく見ると、娘が誰かに抱きかかえられています。
 
そして娘が、その人の肩越しから私の方に視線を向け「ママ、どう?」と言っているように、いたずらっぼく微笑んでいました。
 
私は、目をしっかり開けました。確かに娘がカルキに抱いていただいていました。

今度は、目を閉じてみました。それでもその映像が鮮明に見えるのです。娘のいたずらっぼく微笑む笑顔が。
 
六ヶ月もの間、傷つき閉ざされた心が、その瞬間、パーッと溶けていきました。

愛する娘の微笑む姿で私の心はようやく安心感を覚えたのです。
 
これが夢だとは思えません。なぜなら、飼い犬が部屋の中を歩いている音、主人の寝息がちゃんと聞こえていたのですから。
 
先生から「4月7日までに、きっと何かがありますよ」と、いただいていたのを思い出しました。
 
時計に目をやると、午前3時でした。私はすぐに起き上がり、カルキの奇跡に改めて感謝を捧げ、心からお礼を伝えました。

奇跡はそればかりではありません。
 
4月6日の夜のことでした。何気なく財布を開けてみるとお金が多くなっています。

計算してみると2万円多いのです。私は心の中でカルキに問い掛けました。

「この2万円は何なのでしょう?」
 
よく考えると、人のために使ったお金が18900円だったのです。

「カルキ様、ありがとうございます。いただいておきます」
 
感謝の気持ちが自然と湧いてきました。

 サットサンガ(注…サットとは清らかさ、サンガとは集いの意味。ここでは「カルキダルマの説明会や集い」を指す)に参加し体験を話すと、先生から「体験談を書いて下さい」と依頼されました。

私は「はい、分かりました」と快く承りました。

その帰り、バスの中での出来事です。体験談を簡単に受けてしまったものの、私に書けるのかしら・・・・と思ったときでした。

私の心の中で、娘が、「さっさと書きなさいよ! カッコつけなくていいんだから」と、お茶目な声で語りかけるのです。

耳を疑いましたが、まぎれもなく娘の声でした。

こんなふうにたった四日間の間に、いろいろな体験をさせていただきました。

閉ざされた私の心に明るい光を与えていただき、神の存在を十分に体験させていただきました。

主カルキにお導き下さった先生、義姉に感謝の気持ちで一杯です。

これからは感じたこと、心に思い描かれたこと、それを信じ、主カルキのお言葉だと信じて日々の生活を送りたいと思います。自分自身、それが一番楽なことですから。

私の最愛なる娘 祐子へ 

27年間、楽しい思い出をいっぱいつくってくれてありがとう。

私の娘でいてくれてありがとう。
 
あなたを娘に持てて、私は誇りに思います。

(以上、「黄金時代の光」(大矢浩史著、出帆新社刊)より転載)


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プロフィール

三休さん

Author:三休さん
のブログへようこそ!

昭和28年東京都江戸川区  小松川の生まれ

都電の西荒川駅前にあ
った生家には、故赤塚不二
夫さんが下宿していました。

上の写真は、昭和30年5月石森章太郎さんが赤塚さんを訪ねてきた時のもの。

赤塚さんは、その2年後有名なトキワ荘に引越しました。

徒歩数分の石毛肉店には、私と一緒に住んでいた従姉と同じ深川高校に通う五月みどりがいて、この翌年に歌手デビュー。

生家の2軒隣にその数年後、横綱柏戸が引越してきました。

私は、その後両親が近所に建てた家に引越したのですが、3軒隣にラグビー日本代表だったターザン橋本(本名橋本晋一)氏が住んでいて息子が私と同級生。

息子H君はその後早稲田ラグビー部の主将。

私が小中学校時代に通ったラグビースクールで一緒にプレーした新日鉄釜石7連覇の立役者Mr.ラグビーと言われた松尾雄治君とその後早明戦で戦ったのには驚きました。

私も高校でラグビー部に入ったのですが、挫折。結局それが遠因で、精神世界に。

そして今に至るのですが、何が幸いするか分かりません。

もし、そのままラグビーを続けていれば、何がしかの世界で成功したかもしれませんが、失敗の人生を歩んでいた可能性があります。

真の意味での成功者とは、永遠不滅の至福の境地である「悟り」に達した人々のことであり、そこに向かって着実に前進している人々のことを言います。

(「悟り」「真の成功者」に関して詳細は、本ブログ記事「ホイットニーの死をバガヴァンの教えから考察する」等をご参照ください。)

まさに「人間万事塞翁が馬」。

趣味は瞑想です。

1977年から瞑想しています。      
基本的に24時間瞑想しています。
もちろん、座って瞑想するのも大好きです。

意識の内側へ入れば入るほ
ど、より覚醒し、より自由に
なってゆきます。

瞑想をとおして、
この世界のあらゆる楽しみ、
快楽をはるかに凌駕する
時間、空間を超えたこの
現象世界の源である
永遠不滅の純粋意識、
そしてその本質である
絶対的な自由と愛と至福を体験します。

多くの方にこの事実を体験を通
して知って頂きたいと思ってい
ます。

覚醒剤もドラッグもいりません! 

ただし、瞑想には、効果的で正しいやり方があります。

正しい角度で飛び込み、正しい泳ぎ方を身につけることで、スムースに海中深くに潜ることが出来ます。

それと同様で、効果的に効率よく、マインド(心)の内側深くに入り、究極的にはマインドを超越する方法が、正しい瞑想法です。

古来より覚者方より様々な瞑想法が、伝えられております。

マインド(心)は、永遠でもなく、真我(本当の私)ではありません。

その正体は思考であり、常に変化して止まず、幻影です。

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