誰も知らないオウム事件の真実(2)

「最終解脱」の真の意味

「誰も知らないオウム事件の真実」の続きです。

さて、ヒマラヤのグルは、Aが帰った後、Bさんらに対してAについてどのように語ったのか?

「彼は、まだまだだ。」と。

実は、ダンテス・ダイジこと雨宮さんもHさんに、この覚者と同様のことをAについて言っていたので、当然、私たちは「やっぱりね」とその時は得心しました。

ところが、その後日本に帰ってきたAは、そのインドでの体験を本にして出版したのですが、その本の中でAはなんとインド、ヒマラヤで最終解脱に至ったということになっていました。

全く持ってビックリです。ヒマラヤで解脱?しかも最終解脱だと?!雨宮さんの真似をしたな、というのが最初の印象です。

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「最終解脱」、Aがその真の概念というか意識状態を知っていて言及したとは思えませんが、その真の意味を、インドの有名グル、故オショー・ラジニーシが語っています。

それは、仏陀が「マハパリ・ニルヴァーナ」と呼んだものです。

第7次元の状態。第6次元であるブラフマン(渡辺註:相対界、絶対界全てを含む全体性を現す言葉ですが、「絶対存在」です。)の先にあるもので、オショーによると、これが究極です。

ブラフマンの反対の状態。

ただこの状態について私が中途半端に言及するとニヒリズムに陥ってしまう人もいるかもしれないので、詳しくはオショーの「瞑想―祝祭の芸術」或いは「奇跡の探求Ⅱ」を読むことをお薦めします。

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(「瞑想―祝祭の芸術」は、1981年に出版された本で、Aはその頃、阿含宗に入信していたようで、オショーの本を読んで、マハパリ・ニルヴァーナという言葉を知っていた可能性はあります。)


バガヴァン「悟ったふりをするとあらゆる生き地獄を味わう」

ということで、Aは、いきなり凡夫からブラフマンを超え、第7次元に至ってしまったという訳です。

この本を通しての「最終解脱」宣言が、そもそもの間違いの始まりです。

バガヴァンはある講話の中でこのように語っています。

「悟っていないのに悟った人のように振る舞っている限り、哀れな人間です。あらゆる生き地獄を味わい、惨めな人生になるでしょう。」

まるで、Aについて言及しているかのような言葉です。

悟っていないのに悟ったふりをする人々には、当然、世間に自己を示したい、ひとかどの人間として世界から認めてもらいたい、という欲望があります。

悟ったふりをしていても身近な人間だけに対して、そのように振る舞っているだけなら、まだあのように多くの犠牲者がでるような大惨事は招ねかなったのではないかと思います。

ところが、Aは、周りに対して大きな影響力を与えることを意図して世界中への教団拡大を図るような野望を持ってしまった。

そのような人間は、その自己顕示的欲望と野望につけこまれ、目に見えない世界にいる霊的な存在から干渉され、利用される可能性があるのです。

この点については、また後述します。


マハリシ「知識は意識に作られる」

その後、その本を見て、多くの人々が弟子になってゆきました。

本を見ると、彼は様々な行法(特にヨーガ)に通じていることが分かります。また打てば響くようなクレバーさ、テレパシーなどいくらかの超能力的なものも持っていたようです。

この辺で、多くの人々は、Aは本人が言うように覚者に違いない、と思ってしまったのでしょう。

入信した人々が純粋で、人を疑わない、ということもあったと思います。

かつて聖人マハリシ・マヘッシュ・ヨーギーは、よく「知識は意識に作られる」と語っていました。

<右側がマハリシ・マヘッシュ・ヨーギー、1961年インド・リシケシ>
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この精神世界や形而上学の世界というのは、霊性というか意識レベルにより形成される経験や知識の世界なのです。頭の良し悪しは関係ありません。

自慢する訳ではありませんが、私の高校は今は凋落してしまいましたが、かつては、私の在学中でも東大入学者ベスト5前後に毎年入っていました。40年以上前の話です。

その高校で私の成績といえば350人中300番台の下位を低迷。ところが倫理社会だけは、学年で2番でした。倫理社会という学問自体が、勉強して得られる知識とは関係なかったからです。

ということで、どんなに賢い科学者で知性が高くても、意識レベルが低いと精神世界については全く素人同然、幼稚園なみの知識ということもよくあります。

そのような人々がAのような中学、高校生レベル位の知識・経験をもった人を見ると、この人は凄い、本人が言っているように覚者に違いない、となってしまうのです。

彼が本物かどうか、ある程度意識レベルが高くならないと分からないのです。彼と同じ高校生位になって初めて、彼のレベルが分かるのです。「彼はまだ中学生か高校生だ、大学も大学院もまだまだだ」と。


悟り=24時間直感が働いている状態

例えば、著書にはその著者の意識レベルが反映されています。本の内容も判断材料になりますが、一言一言、一語一語の中にその著者の波動が入っています。

それが、自身の意識レベルが高くなってくると、その波動がよく分かるようになるのです。また正しい直感がよく働くようになります。それこそ、段々直感だけで生きている感じになります。

悟りを開けば、24時間直感が働く状態になっています。それは、この創造界の源であり、自然法則、完全な知性、思考の源である純粋意識と完全に一体となっているからです。

ですから、覚者は、常に正しい直感に基づいて行動しており、絶対に間違いを犯しません。

また覚者らから見るとその人間がどの程度の意識レベルにあるのか一目瞭然です。


美味しい言葉から脅しによるマインド・コントロールへ

またお金に目が眩んだ人々が、詐欺師に「私に従えば、大金を儲けさせてやる」という美味しい言葉に騙されてお金を取られてしまうのと同様、悟りに目が眩んでしまい、「私に従えば、悟りを与えてやる」という美味しい言葉と覚者が言うのだから間違いない、ということが相俟って、弟子たちは盲目的に従ってしまったのでしょう。

もうその段階で、完全にマインド・コントロールされています。

マスコミ報道などを読むと、それがどんどんエスカレートして「私に従わなければ、地獄に落ちる」という、よく新興宗教で信者を脱会させない為に縛り付けておく脅しに変って行ったようです。

意識が高くならなければ、その人物が悟りを開いているかどうか分からない、と前述しましたが、客観的に誰にでも分かるポイントがいくつかあります。

Aが様々な事件を起こす前からその辺のポイントが多くの人々に知られていたならば、彼に付き従う人々の数は少なかったのではないかと思います。次回はその客観的ポイントなど書きたいと思っています。


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プロフィール

三休さん

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昭和28年東京都江戸川区  小松川の生まれ

都電の西荒川駅前にあ
った生家には、故赤塚不二
夫さんが下宿していました。

上の写真は、昭和30年5月石森章太郎さんが赤塚さんを訪ねてきた時のもの。

赤塚さんは、その2年後有名なトキワ荘に引越しました。

徒歩数分の石毛肉店には、私と一緒に住んでいた従姉と同じ深川高校に通う五月みどりがいて、この翌年に歌手デビュー。

生家の2軒隣にその数年後、横綱柏戸が引越してきました。

私は、その後両親が近所に建てた家に引越したのですが、3軒隣にラグビー日本代表だったターザン橋本(本名橋本晋一)氏が住んでいて息子が私と同級生。

息子H君はその後早稲田ラグビー部の主将。

私が小中学校時代に通ったラグビースクールで一緒にプレーした新日鉄釜石7連覇の立役者Mr.ラグビーと言われた松尾雄治君とその後早明戦で戦ったのには驚きました。

私も高校でラグビー部に入ったのですが、挫折。結局それが遠因で、精神世界に。

そして今に至るのですが、何が幸いするか分かりません。

もし、そのままラグビーを続けていれば、何がしかの世界で成功したかもしれませんが、失敗の人生を歩んでいた可能性があります。

真の意味での成功者とは、永遠不滅の至福の境地である「悟り」に達した人々のことであり、そこに向かって着実に前進している人々のことを言います。

(「悟り」「真の成功者」に関して詳細は、本ブログ記事「ホイットニーの死をバガヴァンの教えから考察する」等をご参照ください。)

まさに「人間万事塞翁が馬」。

趣味は瞑想です。

1977年から瞑想しています。      
基本的に24時間瞑想しています。
もちろん、座って瞑想するのも大好きです。

意識の内側へ入れば入るほ
ど、より覚醒し、より自由に
なってゆきます。

瞑想をとおして、
この世界のあらゆる楽しみ、
快楽をはるかに凌駕する
時間、空間を超えたこの
現象世界の源である
永遠不滅の純粋意識、
そしてその本質である
絶対的な自由と愛と至福を体験します。

多くの方にこの事実を体験を通
して知って頂きたいと思ってい
ます。

覚醒剤もドラッグもいりません! 

ただし、瞑想には、効果的で正しいやり方があります。

正しい角度で飛び込み、正しい泳ぎ方を身につけることで、スムースに海中深くに潜ることが出来ます。

それと同様で、効果的に効率よく、マインド(心)の内側深くに入り、究極的にはマインドを超越する方法が、正しい瞑想法です。

古来より覚者方より様々な瞑想法が、伝えられております。

マインド(心)は、永遠でもなく、真我(本当の私)ではありません。

その正体は思考であり、常に変化して止まず、幻影です。

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