ホイットニーの死をバガヴァンの教えから考察する

ホイットニーが乱用した抗うつ剤は覚せい剤

この2月の第3週にホイットニー・ヒューストンの死が報じられ世界中で話題になっています。

報道によると宿泊先のホテルで浴槽の中で沈んでいるのが発見され、部屋からは抗うつ剤、鎮痛剤、バクテリア感染治療薬などが見つかり、アルコールとの同時摂取により意識朦朧の状態で風呂につかったために溺死した、とのことです。

アルコールだけでなく、薬の多さに驚かされます。しかもそれらの薬は毒薬です。船瀬俊介さんの本「クスリは飲んではいけない!?」によると抗うつ剤は、厚労省の役人もテレビで爆弾発言をしていたとのことですが、なんと覚醒剤!

hoitoni and maikeru

当然医師の処方による薬です。そういえばマイケル・ジャクソンも医師に致死量の麻酔薬を打たれて死亡したと言われています。彼も医師の処方による精神安定剤など薬漬けだったようです。(これら薬に関しては、改めて書きます。)

このホイットニーは、グラミー賞を6回も受賞している大変な成功者です。その人がマリファナやコカイン等のドラッグ中毒に嵌っていたそうで、1992年人気絶頂期にR&B歌手の夫から薦められ始めたとのこと。

彼女たちのような社会的な成功者たちにドラッグやアルコール中毒にはまる人々は、結構昔からいます。

ドラッグ等が手に入りやすい環境にあるということもありますが、バガヴァンの教えからその辺の真因を垣間見ることが出来ます。

心理的苦しみ+肉体的苦しみ+存在の苦しみ=一定とは?

バガヴァンの教えの中に、心理的苦しみ+肉体的苦しみ+存在の苦しみ=一定という方程式があります。

まず心理的苦しみというのは、通常多くの人たちが経験しているものです。心(マインド)が必要としているものが欠けた時に生じるものです。

愛したい、或いは愛されたいのにそれが満たされない、自分を認めてもらいたいのに認められない、貢献したいのに貢献できない等、こうありたい、こうなりたい等の欲求が満たされないことから来る苦しみ。

肉体的苦しみは、肉体の必要性が満たされない時に来るもので、病気の時がそうです。また寒い、暑い、飢え渇き等肉体的に快適性を欠いている時など。

仏陀が説いた「存在の苦しみ=ドゥッカ」 

存在の苦しみとは、人が存在することから来る苦しみです。物質的にも満たされ、人間関係にも問題が無く、あらゆる欲求・願望が満たされているのに空虚な感覚、満たされない感覚、退屈な感覚等。

仏陀に起こったのが、この存在の苦しみと言われています。王国の王子として生を受けた仏陀は、若い時からあらゆる願望が満たされていましたが、常に空しい感覚、退屈な感覚の中にあったと言います。

この存在の苦しみを仏陀はドゥッカと呼んでいます。

buddagaya.jpg<インド、ブッダガヤ>

原因はサット・チット・アーナンダ(実在・意識・至福)であるところの神(非顕現、顕現共)から人が分離してしまっていることから生じています。

自己(アハン)の発生が、根源的な原因?

では何故、人は神から分離してしまったのか?

私と言う自己(サンスクリット語でアハン)の感覚が生じ、そこからアハンカーラと呼ばれるエゴが生じ、神からそして他者からどんどん離れて行ったのではないか、と思われます。

人生において私達は悟りを開くまでは、以上の3つの苦しみのどれかを体験するのですが、成功者たちに起き易いのが、この3番目の存在の苦しみです。

自分が長年こうなりたいと思っていたものになったにも関わらず、まったくそれが無意味だと感じてしまう。そこに残るのは、空虚感です。

おそらく、それを達成した時は、いくらかの喜び、達成感はあるでしょうが、その喜び、達成感は長くは続きません。

自分が長年望んでいたものが達成してもこの程度の喜びか、と。次なる目標を設定して追いかけても、達成した時に得られる喜びもたかが知れている、と。

社会的成功者らは、ドゥッカに直面する?

バガヴァンによると、ノーベル賞受賞者らが、受賞後にそのような存在の苦しみに直面して、自殺願望を抱く、と言います。

おそらく、ホイットニーに起こったことが、この存在の苦しみだったのではないか、と思われます。

6度もグラミー賞を受賞して、地位も名誉も富も手にして、一見傍から見ると何の不足もなく幸福に思われますが、その内側は空虚感で一杯だったのかもしれません。

その空虚感を紛らわせようとドラッグに走ったと考えられます。

パラ・ブラフマー(神)に至るまでは、苦しみはゼロにならない

苦しみの方程式に関してもう少し解説します。

まず苦しみの度合いは人によって違います。意識が覚醒し、神に近づけば近づくほどこの苦しみのエネルギー(サンスクリット語でドーシャ)はゼロに近づいてゆきます。それまでは人によってはこの苦しみのエネルギーが50だったり、80だったりと違います。

例えば、ここに失業してしまって困窮している人がいるとします。彼は、現在パートのアルバイトのみで、収入が少ないので食べるものといえばハンバーガーばかりで、いつも体調がすぐれない。

この人の肉体的な苦しみのエネルギー量は20、同時に明日への不安、親や同僚、上司などとの人間関係から生じる苦しみが30、合計50の苦しみを体験しているとします。

その人が、このままではだめだ、と一念発起して、会社を興し、食生活も改善し、5年後に大成功を収めたとします。大豪邸に住み、高級車を何台ももち、結婚もし、器量よしの奥さんの手料理で健康にもなり、社長ですから誰からもとやかく言われることもありません。

さて、この人は、苦しみから解放されたでしょうか?

バガヴァンの教えに従えば、彼は、肉体的な苦しみ、心理的苦しみはほぼゼロになりましたが、彼が成功する5年前に抱えていた50の苦しみは存在の苦しみに移行しています。

なんてこったい!社会的に成功したと言うのに、願望が叶ったというのに、という感じですね。

要するに、悟りを目指さない限り、神との合一を目指さない限り、我々は苦しみから解放されることはないということです。

逆にいうと、社会的な成功・不成功に関係なく、神に近づけば人は苦しみから解放されるということです。

セルフ(アハン)を失う恐怖が、全ての恐怖の根本原因

この存在の苦しみは、根源的な苦しみと言えます。前述のように、神と分離したことにより発生した苦しみです。

セルフ(アハン)は、その発生した瞬間から、それ自身を失うことを恐れます。それが根源的な恐怖を生み出しています。

まず人は自己の死を恐れます。自己と同一化した肉体、妻、夫、子供、恋人、財産等々を失う恐れ、それらの恐怖は全て自己が失われるのではないかという所から発生しています。

その死の恐怖と対峙したくないがために、あれやこれやと活動しているといえます。

しかし、それらは遅かれ早かれいづれ失われるのです。そのことに気づいた時に、人はスピリチャルな道を歩み始めます。

存在の苦しみと対峙することが重要

ですから、存在の苦しみに人が直面した時というのは実は大いなるチャンスなのです。

その人がそれまでして来たように、映画やテレビ、人と話したり、ゲームをしたり、酒やドラッグ、セックス、ギャンブル等に逃避をしたりするのではなく、人生とは何ぞや?人間とは?生きるとはどのような意味があるのか?等、この実存の真実を追究し始めた時に、待ってましたとばかり、ディヴァイン(神聖なる存在)の介入が起こり、その人は自然とスピリチャルな道を歩み始めます。

存在の苦しみは根源的な苦しみで、他の苦しみは存在の苦しみが形を変えたものといえます。

この存在の苦しみは、悟りを開いてもアハン(自己)が存在する限り続きます。アートマン(真我、小我)に達すれば、最初の悟りです。しかし、その段階で何万年と至福を経験してもいづれ飽きてくるといわれています。

そこには時間があるだけでなく、物足りなさがあるのです。私は誰かは分かった、しかし、この私を生み出したものは何か?という疑問と真理が欠けているという物足りなさが生じてくると言われています。

アートマンに至ってなお物足りなさ、存在の苦しみの種のようなものが存在しているのです。それはすべてアハン(自己)が存在するところから来ます。

究極の真理と呼ばれるパラ・ブラフマンに至るまで存在の苦しみは根絶されないのではないかと思います。

空虚感、退屈感を徹底的に味わう

ですから、この存在の苦しみは、もちろん悟りを目指して、日夜修行をしている人々にも常に付き纏っています。

至福感の外側に精妙な空虚感、退屈感があるかと思います。それに気づくことが重要です。注意を常にその感覚に向けることで意識の覚醒と至福感が増幅するはずです。これは極めて重要です。

参考までに、以前の記事「悟りへのプロセスbyニサルガダッタ・マハラジ他」を是非読んで頂ければと思います。

nisarugadata.jpg<ニサルガダッタ・マハラジ>

1989年キリスト意識の完成とバガヴァンの地球へのディクシャ

21世紀の今、何万回の生を得てもおそらく得られないような、意識の覚醒を促す宇宙エネルギーが、日増しに強まっています。
一つは、宇宙サイクルにより、銀河の中心から来るもの。

そしてもう一つは、1989年にこの地球上にキリスト意識のグリッドが完成し、それによってシュリ・バガヴァンがこの年から地球に愛と統合のエネルギー、つまり悟りの為のエネルギーを流し始めたのです。これは不特定多数の人々へのディクシャと言っていいものです。

更に、バガヴァンは、ディクシャ・ギヴァーに対しては、パーソナルにエネルギーを流しています。

それに加え、パドカやシュリ・ムルティ(アンマ・バガヴァンの写真)に触れたり、ディクシャ・ギヴァーからディクシャを受けることで、かつて無かった様なスピードでディヴァインとの絆そして意識の覚醒が促されているのです。

多くの方が、この意識の量子的飛躍のためのビッグ・ウエィヴに上手く乗って行って頂きたいと思います。


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プロフィール

三休さん

Author:三休さん
のブログへようこそ!

昭和28年東京都江戸川区  小松川の生まれ

都電の西荒川駅前にあ
った生家には、故赤塚不二
夫さんが下宿していました。

上の写真は、昭和30年5月石森章太郎さんが赤塚さんを訪ねてきた時のもの。

赤塚さんは、その2年後有名なトキワ荘に引越しました。

徒歩数分の石毛肉店には、私と一緒に住んでいた従姉と同じ深川高校に通う五月みどりがいて、この翌年に歌手デビュー。

生家の2軒隣にその数年後、横綱柏戸が引越してきました。

私は、その後両親が近所に建てた家に引越したのですが、3軒隣にラグビー日本代表だったターザン橋本(本名橋本晋一)氏が住んでいて息子が私と同級生。

息子H君はその後早稲田ラグビー部の主将。

私が小中学校時代に通ったラグビースクールで一緒にプレーした新日鉄釜石7連覇の立役者Mr.ラグビーと言われた松尾雄治君とその後早明戦で戦ったのには驚きました。

私も高校でラグビー部に入ったのですが、挫折。結局それが遠因で、精神世界に。

そして今に至るのですが、何が幸いするか分かりません。

もし、そのままラグビーを続けていれば、何がしかの世界で成功したかもしれませんが、失敗の人生を歩んでいた可能性があります。

真の意味での成功者とは、永遠不滅の至福の境地である「悟り」に達した人々のことであり、そこに向かって着実に前進している人々のことを言います。

(「悟り」「真の成功者」に関して詳細は、本ブログ記事「ホイットニーの死をバガヴァンの教えから考察する」等をご参照ください。)

まさに「人間万事塞翁が馬」。

趣味は瞑想です。

1977年から瞑想しています。      
基本的に24時間瞑想しています。
もちろん、座って瞑想するのも大好きです。

意識の内側へ入れば入るほ
ど、より覚醒し、より自由に
なってゆきます。

瞑想をとおして、
この世界のあらゆる楽しみ、
快楽をはるかに凌駕する
時間、空間を超えたこの
現象世界の源である
永遠不滅の純粋意識、
そしてその本質である
絶対的な自由と愛と至福を体験します。

多くの方にこの事実を体験を通
して知って頂きたいと思ってい
ます。

覚醒剤もドラッグもいりません! 

ただし、瞑想には、効果的で正しいやり方があります。

正しい角度で飛び込み、正しい泳ぎ方を身につけることで、スムースに海中深くに潜ることが出来ます。

それと同様で、効果的に効率よく、マインド(心)の内側深くに入り、究極的にはマインドを超越する方法が、正しい瞑想法です。

古来より覚者方より様々な瞑想法が、伝えられております。

マインド(心)は、永遠でもなく、真我(本当の私)ではありません。

その正体は思考であり、常に変化して止まず、幻影です。

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