前世パイロットで、硫黄島で戦死した記憶を語る男の子

前生パイロットで、硫黄島で戦死した記憶を語る男の子

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さて前記事「10歳以上若返るチベット体操だけで終わらせてはいけない(1)」の続きということで、仏陀が弟子の一人目連(マウドガラーヤナ)に描かせた「存在の車輪―バヴァ・チャクラ図」(日本では「六道輪廻図」)について書きたいと思っていたのですが、その記事の前に、ネット上で人が輪廻転生をしているという事実を示す大変興味深い内容の映像があったので、今回はそちらを紹介させて頂きます。

その映像は、実際にあった出来事を再現しているものですが、現在すでに100万回以上の再生回数があるようです。

その内容を要約すると―

今年で16歳になるジェームズ・レイニンガー君は、2歳の頃から、夜中に突然「飛行機が燃えている!」「外に出ることができない!」「墜落する!」等ととても幼児とは思えない言葉を発し、戦闘機が撃ち落とされる悪夢に悩まされるようになったというのです。

幼い彼が知るはずもない第二次世界大戦のことや日本軍に撃ち落とされた自分の記憶、パイロットのメンバーなどを詳細に語り始め、母親がいくつかの戦争が記載された本を見せると、日本の硫黄島を指差し「そこに飛行機が墜落した」と…。

父親が調べて行くと、第二次世界大戦、硫黄島の戦闘でアメリカ人パイロットのジェームズ・ヒューストンさん(奇しくも同じジェームズ)が、1945年3月3日に飛行機の墜落で戦死していたということが判明。

更に調べてゆくと、ジェームス君の話した内容と合致する過去の事実が次々と判明。それも、かつての戦友たちが、勘違いしていた事実なども。

彼の悪夢は、その後徐々に減っていき、最終的に8歳になるまで続いたようですが、高校生となった今ではほとんど覚えていないそうで、現在の夢はパイロットになることだとテレビのインタビューで語っています。


忍者だった?私の幼児期の過去生に関連したと思われるエピソード

私にも、前生を憶えているという訳ではありませんが、幼児期の体験で、前生に関連したと思われるエピソードがあります。

私が2~3歳位頃、下宿していた赤塚不二夫さんが丁度トキワ荘に引っ越した頃の話です。

近所の玩具屋さんで見つけた刀が欲しくて、箪笥に置いてあったお祖母ちゃんのお金を盗んで、一人でトコトコと、300m程の所にあった玩具屋さんに行って刀を買ってきたのです。

その時は、さすがに3才だったので、怒られはしませんでしたが、皆、びっくりしていたような記憶があります。

また、そのことと関係あるのかどうか分かりませんが、その頃からか、嘘をつくと親から「嘘つきは泥棒の始まり」、絶対嘘をついちゃだめだよ、という言葉を何度も聞かされた記憶があります。

2~3歳にして、お金を盗んだので、この子は放っておくと何をしでかすか分からない、と親に思われていたのではないかと思います。

しかし、今思うと玩具屋さんは、よくそんな小さい子供に刀を売ってくれたものです。

当時の500円は、ハガキが5円、週刊誌が30円位の時代ですから、今の5千円位に相当するのではないでしょうか?

おもちゃの刀ですから、いくらもしない訳ですが、今思えば、おつりは一体どうなったんだろう(笑)。

ところで、何故、お金を盗んでまで刀がそんなに欲しかったのか?

おそらく前生の影響かと思います。

今から30数年前の話ですが、人の前生が見えるという方に出会ったことがあります。

その方が言うには私は前生「忍者」で、それも伊賀、甲賀両方に関係していて、首領クラスだったと。

そう言われれば、瞑想の教師になって最初にセンターを開いたのが、伊賀のある三重県(県庁所在地の津市)でした。

そして私の最も親しい友人の一人は、その出身地が服部半蔵や松尾芭蕉を産んだ地として有名な伊賀上野。(ネット上に面白い記事があったので、リンクを貼っておきます。文殊菩薩松尾芭蕉の謎|歴史の都市伝説

しかも、生家は忍者がたくさん住んでいたと言われる地域なのです。

以上は過去世の影響は今生にも影響を与えていると思わせるエピソードです。


縁のある人とは、必ず出遭う

1999年に、戦後を代表する文芸評論家の江藤淳氏が、妻の後追い自殺をしたニュースを憶えている方もいらっしゃるかと思いますが、このように仲の良かった夫婦が、奥さんなり夫に先立たれ、後追い自殺をしてしまうニュースを時々耳にします。

そのような時、生命が輪廻転生している宇宙の法則というか輪廻転生及びカルマの哲学を知っていれば、そのような愚かな行為に及ぶこともなかったのに、といつも思います。

というのも、縁のある人々とは、死後の世界で出会う可能性もありますし、この地上に生まれ変わっても必ず出会うことになるからです。

今から15年位前に、インド、チェンナイ近郊に住むシュリ・バガヴァンを訪ねた時に、バガヴァンから「前生あなたは、仏教の僧侶で、母親を残して出家しました。そして帰ってきたら母親は死んでいて、親孝行出来なかったことを非常に悔やみました。その時の母親が今のあなたの奥さんです。」と言われたことがあります。

妻は私より大分年下なのに、実際母親的に面倒見てもらっています(笑)。前生母親だったということであれば、納得です。

輪廻転生の哲学によると、私たちに限らず、ほとんどの人々が、前生から縁のある人々と関わりあって生きています。

前生果たせなかった欲望や悔恨を今生で晴らしたり、或いは恩に報いる為に、ある時は親子となったり兄弟となったり夫婦となったりしているのです。

ですから、今生で仲の良かった夫婦であれば、次に生まれ変わった時に、おそらく仲の良い兄弟姉妹だったり、親子だったり、友達あるいは、再び夫婦になって出遭う可能性が高いのですから、ネガティブなカルマとなる後追い自殺など、愚かとしか言いようがないのです。

でも、人が何回も何万回も生まれ変わっているという真実を信じられなければ、前述の江藤氏のようにどんなに博学で優秀な知性の持ち主であっても愚かな死に方を選んでしまうわけです。

おそらく、しばらく苦しい世界に生まれ変わっているものと思われます。

そういう意味でも、私たちはより幸福になる為に、今生では真に人生に役に立つ知識を吸収して、次なる次元に旅立って行かなければと思うのです。

前世の記憶を持つ幼児


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北海道壊滅か?!売国条約TPPによるアメリカの企みとは

TPPによる米国の目論見とは?

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(写真は、トラネコ日記より)

今日、TPP(環太平洋連携協定)大筋合意というニュースが、新聞等で大きく取り上げられていました。

食料品が安くなる等と美味しい話で、目先の期待を煽っている一部マスコミもあるようです。

しかし、TPPに関しては、当ブログでも何回か取り上げていますが、長期的に見ると明らかに多くの日本人にはメリットは少なく、不利益ばかりが多いものです。(以前の記事「TPP反対で「美しい国日本」へ、霊的に見る「新自由主義」とは」)

これは、米国の多くの国民にとっても同じで、一部のグローバル企業などが利益を享受できるようにする仕組みです。

TPPは、日本の農業を弱体化させ、食料を完全に支配することで、日本支配のカードとする為のアメリカの戦略と言ってよいでしょう。

ネット上に、このTPPの本質について、自然農法で有名な福岡正信さんが語っている映像があったので、それを先ず紹介させて頂きます。

(以下、転載)

いまここを生きる

自然農法家 福岡正信さん ユダヤ人から40~50年前に直接聞いた世界戦略(TPP?)を語る

http://ameblo.jp/kototamaimakoko/entry-11502449701.html



以下、動画の内容を文字起こしした物です。 

アメリカの農業は狂っていると書いてありますね。

それよりもっと面白いことがあって、一昨日の晩にこんな言葉で書いていたんだと。

今の世界戦略が書いてあります。自分のじゃあ無いんですよ。ここに書いてある。

これ話したらいいかな?ここにね。アメリカ人が居ったらちょっと都合が悪いんだけど。

シアトルのルーマニア系?ユダヤ人では無いですよね?

ユダヤ人でもあっても良いんだけど、ユダヤ人から聞いたことが書いてあるんです。大丈夫かな?

ユダヤ人の人がこういう事を言っているんです。

 『福岡さん、貴方だから話すんだけど、私たちの考え方、やろうとしていることはこういう事ですよ。』

ところがその戦略が、現在、全く其のとおりである。

其の戦略が、現在も続いてやられているだけじゃあ無くて、テレビ観ていたら今の首相がね、話していたんですけど、全くそれです。
皆さんそんな事に気がついている人は居ますか?

この前のね、1月前だか2月前だか、今の国会で演説して、それから野党の土井たか子さんがそれに対して意見を言う、首相はそれに対して違う演説をしている。
 
郵便制度の改革、道路公団、そしてね農業革命、新しい米作りとの3点をね、今の小泉さんが国会で言っていて。たか子さんが言う事には答えないで、其のことばかり話していた。

其の戦略がね、僕がアメリカへ行って、40~50年前にね、ユダヤの人から聞いた話がそっくりそのまま国会で今の首相が演説しているんです。

これだけ話したら皆さん気がつくでしょう。

今の世界がどちらを向いて行っているのかという事をね。

東京へ出てきて、こりゃ大変な事になっているんじゃないかという気がするんですよ。

遺伝子組み換えの事も後で話したいと思っているんだけど。

戦略というのは、如何に世界の地球の人類をコントロールするためには、どういう手段が有るかって事で。

一つは、一番最初は農民滅ぼし。農民滅ぼしをするには、其の国の農業を滅ぼせばいいでしょ。日本を滅ぼすんだったら、小麦をね。アメリカの小麦にするんですよ。パン食にする。

それまでは、日本の農民の主食は麦飯だった。それと反対にね、小麦のパン食にしてバターやミルクばかりにしたら、どうなるか。

ユダヤの人が考えている事がわかる人はいますか?日本の作物をね、変えることが戦略。

日本の裸麦を追い出して、小麦にする。そいで小麦にしたら、アメリカの安い小麦を日本に輸入したら、日本の麦作りが病んで来るだろう。

日本から麦作りを農民の手から、諦めさせるような戦略である。

それで横から、日本はさつまいもが多い。芋と言ったらね。

それをポテトの方に変えていく戦略の方を取っていくと、結局小麦がアメリカの小麦になってしまう。

そして、日本の食糧をアメリカの方が考えている戦略に巻き込んでいったら、日本の農民は潰れていく。

目に見えんような今の戦略から入っていって、日本を殺す。

農民が折れてしまったなら、後は簡単だ。
 
日本の米というのは、米を神様だと思って祀っているでしょう。

自然農法は人間が作る米作りをしているんじゃ無いんです。自然が作る米。

メコン川の上流辺りの原始人の米は、自然が作っている米。



数年前、四国の自然農法家福岡正信先生を訪ねた際、妙な話を耳にした。

その当時から10年以上昔、稲の種子ピジネス関連の弁護士が米国から訪ねてきた。

その一介の弁護士から、今後10年間に日本で発生する大きな出来事を10ケ条にわたっ­てメモ書きしたものを手渡された。

80歳を過ぎ最後の著作に取リ掛かる際、たまたまそのメモ書きが出てきたという。

驚いたことに 10ヶ条中9ヶ条がすでに的中しているのだ。そのなかには国鉄の解体・専売法の廃止な­どが盛り込まれていた。

その弁護士が別れ際、最後の10ヶ条目が実現したとき、日本は数千年にわたって形成し­てきた大切なものを根底から失うと断言したという。

その10ケ条目とは外国の弁護士が日本で活動できることだ。

利害損得を主張することが不得手な民族の特性に軌道修正を加えるわけだ。

そういう目で見れぱ、男女同権やPL法など拍車を掛ける下地が出来上がりつつある。

つい最近の新聞に『外国弁護士、経験3年で資格・法務省規制緩和で期間短縮へ』と小さ­な囲み記事が目に付いた。

しかし、当面は『母国の法律に関わる案件しか扱えない』とあり、10ケ条目には該当し­ない。

しかし下地は 十分仕上がっている。

(以上、転載終わり)


TPPで北海道壊滅必至?!

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TPP交渉では、今回、米の無関税化はなんとか避けられたものの、無関税か低関税で輸入する米の枠を新設しておりますので、米農家への影響は必至です。

どちらにしても、このTPPによって、安い農産物が大量に入って来ることになります。

当然、その結果日本の多くの農家が、離農に追いやられます。

特に、主に乳製品を作る酪農農家の多い北海道は、壊滅的な事態となることが、予想されます。

農水省の予測によると、乳用牛は、全国で約150万頭、そのうちの約56パーセントが北海道で飼育されており、バター、脱脂粉乳、チーズなどの乳製品は、内外価格差が大きく、品質格差がない為に、国産のほとんどが外国産に置き換わるとしています。

今回、乳製品に関しては、関税削減ということですが、それでも多くの酪農家らが失業か、他への転業を余儀なくされるものと思われます。

畜産農家も一部を除いて多くが、離農の憂き目にあうものと予想されます。

北海道では、食料自給率アップの目玉と言われる小麦も日本の全生産量の6割に当たる40万トンが生産されていますが、ほぼ100%近く壊滅すると言われています。

また、砂糖の原材料となるサトウキビやてん菜なども全滅です。

北海道で失われるGDP減少額は、年間1兆円にものぼり、17万人の失業が見込まれています。

これによって、北海道の地域社会の7割が崩壊してゆくとの予測もあります。

北海道中で、夕張のような状況が現出するのではないでしょうか。


地方社会の崩壊、過疎化に拍車、首都圏に一極集中か?!

北海道だけでなく、地方に与える影響は、深刻です。

全国レベルで農業離れが進み、多くの地方で地域社会が崩壊してゆくものと思われます。

過疎化がどんどん進み、益々東京など大都市への一極集中化が進みます。

現在3.6%位の日本の失業率は、5~6%以上の欧米並みになり、更に、非正規社員が増え、格差社会が助長されてゆくでしょう。


ISD条項で、グローバル企業はやりたい放題

TPPには、他に毒素条項と呼ばれるISD条項の問題があります。

グローバル企業の治外法権を認め、地元住民よりも投資家やグローバル企業の利益を優先させる取り決めです。

投資家などが、相手国の法令で不利益を蒙ったと、米国が実質支配する国際機関にその国を提訴することが出来るようになります。

これまで、100%相手国が負けて、訴えた企業が勝っています。そして、法令を変えさせられ、多額の賠償金が企業に支払われています。

米国というかグローバル企業の背後の権力者たちの狙いは、このISD条項などを使って、自分たちがコントロールし易い国に変えてゆくことです。

その為に、違憲立法の集団的自衛権行使容認による法改正とこのTPPを締結させる為に、不正な選挙システムが疑われる選挙で選ばれたのが現安倍政権です。


遺伝子組み換え非表示をあのモンサントが仕掛けてくる?!

米国の従属国である日本に、米国には課されていない遺伝子組み換え食品の表示義務が出来た背景には、日本消費者連盟やTM瞑想グループの働きかけがあったからです。

しかし、あの世界ワースト企業と呼ばれるモンサントがこのISD条項を楯に、遺伝子組み換え食品の表示義務の撤廃を迫ってくる可能性があります。

このTPP、及びこのISD条項については、また改めて書きたいと思っていますが、詳細にシュミレーション、分析している記事があったので転載させて頂きます。

(以下、転載)

日本を滅ぼすTPP 食料支配を企むアメリカ

人民の星 http://ww5.tiki.ne.jp/~people-hs/data/5648-2.html

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)でアメリカが重視している一つの部門に農林水産業がある。工業の衰退するアメリカにとって目ぼしい輸出品は農産物くらいしかないからである。

9割も減るコメの生産

日本は現在、多くの国と「自由貿易協定(FTA)」を締結したり、締結の交渉をしたりしているが、そのなかでは関税を撤廃しない品目という例外規定をもうけている。

だが、TPPがFTAと大きくちがうところは、関税撤廃の例外をいっさいみとめず、さらに非関税障壁もすべて撤廃する。国境をとりはらって併合するにひとしい。

(渡辺注:米の無関税化は、取り敢えず避けられています)


輸入が止まれば飢餓地獄

アメリカの米価は二八八〇円、オーストラリアは二六四〇円である(六〇㌔、〇八年時点)。コメの関税をゼロにすれば、アメリカのコメが津波のようにおしよせる。日本の米価は一万四〇〇〇円程度で、自由競争などといってアメリカ産コメがはいってくると結果はあきらかである。


コメや畜産等壊滅的な打撃

農林水産省の試算では、日本のコメの生産額は一兆七九〇〇億円もへり、九〇%が輸入米にとってかわられる。

大規模農家もほとんどつぶされてしまう。

また水田は、水資源の管理と国土の保全、環境維持などでも貢献している。水田は、水をためるダムの役割をはたしており、これが全滅すれば水害が多発することになるだろう。

さらに田畑は土砂崩壊防止や、地下水涵養など「多面的機能」をもっている。

それがうしなわれれば年間で三兆七〇〇〇億円もの損失になる。
 
オーストラリアの乳価は一㌔一九円である。

日本の牛乳が一㌔八〇円前後であるなかで、関税なしで輸入されればどうなるかあきらかである。

牛肉にしてもアメリカでは一〇〇㌘三五円前後、オーストラリアも三〇~四〇円だ。これが関税なしではいってくる。

TPPにはいれば牛肉の生産額は四五〇〇億円、牛乳・乳製品は四五〇〇億円もへり、牛乳・乳製品は一〇〇%輸入品になる。

牛肉でいきのこるのは四等級、五等級の高級牛肉のみで、三等級以下は全滅し、七五%が外国産にとってかわられてしまうといわれている。
 
豚肉は銘柄品をのぞいてうしなわれ、生産は七割もへってしまう。鶏肉と鶏卵は業務・加工用の半分が輸入物になる。

また麦や甘味資源、デンプン原料、コンニャクイモ、加工トマト、パイナップルなども壊滅的な打撃をうける。

北海道のテンサイ、沖縄のサトウキビやパイナップル、鹿児島や茨城のサツマイモなど、地域経済の柱となる作物がつぶれれば、地域経済に深刻な打撃をもたらす。

日本の地域経済は農漁業を基礎に加工や流通が発達し、商店や金融機関ができ、地域的な結びつきが成立している。

鹿児島の製造業の六割は食品関係である。九州や北海道はとりわけそうでありその他の地域も多かれ少なかれおなじ状況だ。


農産物生産減4兆円以上に
 
日本の食品工業の対GDP(国内総生産)比は八%、全就業者の一三%の人たちが食品工業ではたらいている。じつは農漁業をふくめた食料産業全体ではGDPの九・六%をしめ、最大の産業なのである。北海道では一四・八%、東北一三・〇%、九州一二・四%と食料産業の比重はいっそう高い。
 
関税を撤廃すれば、農産物の総生産減は四兆一〇〇〇億円にのぼる。農林水産物の輸送・加工などの関連産業をふくめた国内総生産の減少額は八兆四〇〇〇億円にもなり、うち農産物関連は七兆九〇〇〇億円に達すると試算されている。

食料自給率(供給熱量ベース)は、いまの四〇%から一三%にまでおちてしまい、独立国としての産業基盤がうしなわれる。

外国からの食料輸入が途絶すれば、日本はたちまち飢餓地獄になる。

そのうえ人口一億人をこす日本が食料を世界中で買いあつめれば農産物価格は高騰し、貧困国に重大な影響がでる。
 
実際、ハイチでは九五年にアメリカからコメ関税を三%までさげるようにいわれ、コメ生産が大幅に減少した。

ところが〇八年の世界的な食料危機でコメ輸入が規制され、深刻な飢餓がおこって死者がでた。
 
TPPに参加すれば農林水産業や関連産業で三五一万人の就業機会がうしなわれる。

現在の失業者数は三〇〇万人弱だが、それが倍以上になるのである。
 
アメリカは、農協の事業部門をくずして支配することもねらっている。農協には金融や営農部門があり、農家に必要な種苗、肥料、農薬、資材・機材の販売・仲介、生産物の集荷、加工、輸送、卸への販売、それらにかかわる金融事業をやっている。

アメリカはこの農協のもつ金融・営農事業を解体し、事業全体を支配下におこうとねらっている。


食料で日本の操縦をと公言

アメリカ・ウイスコンシン大学のある教授は講義のなかで「食料は武器だ。日本が標的だ。直接たべる食料だけでなく、畜産のエサが重要だ。

日本で畜産がおこなわれているように見えても、エサの穀物をすべてアメリカから供給すれば、日本を完全にコントロールできる。

これを世界にひろげていくのがアメリカの戦略だ」「東の海のうえにうかんだ小さな国はよく動く。でも勝手に動かれては不都合だから、その行き先をエサでひっぱれ」とのべた。
 
前大統領ブッシュも農業関係者への演説のなかで「食料自体は国家安全保障の問題だ。みなさんのおかげでそれがつねにたもたれているアメリカはなんとありがたいことか。それにひきかえ、食料が自給できない国を想像できるか。それは国際的圧力にさらされている国だ」といっている。

これがアメリカの戦略であり、かれらにとっての日本の位置づけである。


TPP正当化論の嘘 競争力強化や所得補償

日本経団連や民主党政府などTPP推進派は参加を正当化するために「日本農業は過保護だから、TPP参加で競争力をつよくする」「農地を集約化し大規模化して競争力をつければよい」といっている。

また、「関税を撤廃しても所得補償をすれば大丈夫」「はいって交渉すれば例外もみとめられる。不利なら途中で離脱すればよい」といっている。これらはすべてうそである。


農業過保護論  

日本の農業は過保護ではない。逆に世界でも例を見ないほど国から冷遇されている。
 
日本は、農業所得にしめる財政負担の割合は平均で一五・六%しかない。

アメリカの米作経営では農業所得の六〇%が国の財政支出によっている。フランス、イギリス、スイスなど欧州諸国では九〇%以上である。
 
WTO(世界貿易機関)に登録されている農業保護の総額を見ても、日本は六四〇〇億円だが、アメリカは一兆八〇〇〇億円、EU(欧州連合)は四兆円である。

アメリカは過少申告しており、実体は三兆円以上になる。
 
アメリカは、もともと日本とは耕作規模がちがい、それによる価格差があるが、それ以上にばくだいな補助金を投じて農産物価をひくくおさえる徹底的なダンピングをやっているところに価格差の最大原因がある。


「鎖国状態」論  

元首相の小泉らは「農業は鎖国状態」といい日本は農業をはじめ対外開放がすすんでいないとデマをながした。

「鎖国」論もうそである。

食料自給率四〇%、つまり六割も輸入食料にたよっているということ自体が、「鎖国」論のでたらめさをしめしている。
 
日本の総関税率は〇九年時点で四・九%で、「韓国」の一二・一%の半分以下、EUの五・三%よりも低い。

非農産品の関税率は二・五%でアメリカの三・三%より低い。

農産品も二一・〇%で「韓国」の四八・六%の半分以下である。
 しかも農産品の高関税品目は全体の一割程度にかぎられ、他方、野菜では三%であるように、他の九割の品目の関税率はそうとうにひくい。

戦後のたびかさなる輸入自由化の結果、いま関税を高くして生産がまもられているのは、コメや乳製品、デンプン、粗糖など食料の根幹にかかわる主食や、地域経済をまもるためにかかせない品目だけである。
 
アメリカもEUも、オーストラリアなどとくらべればはるかにおとる競争力を、ばくだいな補助金でおぎなって、食料を自給するばかりか、余剰分を輸出することで他国を支配する食料戦略をすすめている。

そのアメリカにたいしてTPP参加で関税を撤廃することは、アメリカの食料支配に無条件開城することにほかならない。


集約化推進論

 「集約化すれば大丈夫」というのもペテンである。オーストラリアの場合、耕地は一区画で一〇〇㌶もあり、農家一戸あたりの適正規模は一万㌶だが、日本の耕地は大規模化してもせいぜい一区画二㌶程度である。
 
農業は土地依存型産業であり、生産性には耕地規模が大きな比重をしめている。

日本とオーストラリアやアメリカとでは国土の条件、自然の条件に違いがある。

しかし日本では、中山間地をふくめ良質の水などで質の高いコメが生産される。

その自然的条件のなかで、日本人の骨格がつくりあげられてきた。

いくら農地を集約化し大規模化しても、米豪に対抗しうる競争力はつかない。

そのうえ、日本の生産と自然的条件がうしなわれれば、日本人は人間としての存立の条件をうしなうことになる。


所得の補償論
 
「関税を撤廃しても所得補償をすれば大丈夫」というのもいんちきだ。

日本の米価が一万四〇〇〇円、アメリカが三〇〇〇円として、その価格差一万一〇〇〇円を所得補償する場合、現在の国内生産量(九〇〇万㌧)を維持しようと思えば一兆六五〇〇億円の予算が必要になる。

牛乳や畜産物など他作物の所得補償を考えれば予算はその倍になるし、さらに一兆円におよぶ関税の喪失分もあわせると、年間四兆円もの財源をあらたに確保しなければならない。

現政府がそれだけの新規財源を保証するだろうか。


離脱は可能論

 「はいっても途中離脱できる」というのもうそである。
 
TPP交渉参加にあたって、アメリカが「すべてを交渉議題にする」と公言しているように、文句をいわず、すべてを開放するというのなら参加させるというのがアメリカの方針である。
 
オバマは、二〇一〇年の横浜でのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議で、「この地域への輸出をふやすことにアメリカは大きな機会を見いだしている。今後はどの国もアメリカへの輸出が繁栄の道だとは思うべきでない」とあけすけに語っている。

日本市場を制覇するのがアメリカの目的であり、アメリカの数少ない有力な輸出商品であるコメを除外するなど考えられない。
 
また「例外」の意味として「コメは例外撤廃まで一〇年の猶予がみとめられるだろう」というものもいる。だが競争力をつけるといって一〇年間で米価を一万一〇〇〇円もさげれば、それだけで農業は崩壊する。


輸出の保証論  

さらに「たとえ自給率がさがっても農産物輸出国に輸出保証をもとめるから大丈夫」というものもいる。

だが平気で広島、長崎の市民のうえに原爆をおとし、沖縄戦で県民に砲弾の雨をふらし、全国を空襲で焼きつくし、天皇らを屈服させて単独占領し、戦後は「安保」をむすんで米軍基地を全土にはりめぐらし、日本を収奪しつくしてきたアメリカが、いざというときに食料を保証して日本をたすけるわけがない。

現にアメリカは七三年、自国で大豆が不足したときに輸出停止をやり、日本をパニックにおとしいれた。
 
TPP参加表明にあわせて、政府は「農業集約化、大規模化」を強調しはじめた。

二〇一二年度予算案には農地を他の農民にゆずるさいに手当をだす「離農奨励金」や、規模拡大農家への新規補助金も計上した。

二四〇万の農家を二〇万に集約化し、そうして二〇万農家もつぶす、農家全滅の下準備である。


食料生産は独立の要

TPPは、日本の農業を壊滅させ、食料を完全に支配するためのアメリカの戦略である。

食料をにぎって日本人の胃袋まで支配し、日本の資産を問答無用で強奪しつくしたあげく、中国やロシアを相手に戦争を仕かけ、日本をその戦場にすることは目に見えている。
 
日本人の食料は、日本で生産すべきである。日本人は有史いらいさいきんまでずっとそうやってきた。

食料自給率が急降下しはじめたのは、「安保」をむすんで以降のことであり、たかだかこの四〇年の話である。
 
コメと魚と野菜を主食に日本人は勤勉にはたらき、一億人国家をつくりだした。
 
アメリカが強要した給食などをテコにパン食と肉食がおしつけられ、小麦や穀類飼料の輸入が急増し、米作や漁業が圧迫され、自給率の急落をまねいた。

そればかりか、BSE(牛海綿状脳症)や口蹄疫など感染病まで輸入自由化され、日本人の体質にあわぬ食生活がしいられ生活習慣病(成人病)もひろがった。


一次産業振興 声を大にして

東日本大震災と福島原発事故で、東北太平洋岸が大打撃をうけ、農漁業の復興が喫緊の課題となっているいまこそ、全国規模で農漁業振興、第一次産業発展を声を大にしてさけばなければならない。
 
まず農村の共同体を再建することである。

集落の人たちが役割分担して水管理や畦(あぜ)管理をやっているからこそ、耕作が維持・発展できる。

営利第一の企業にそうした芸当はできない。
 
そして自国の食料は自国でつくる。

遊びほうけている議員の歳費を大幅にけずり、米軍のために支出している予算をけずり、大企業の内部留保をはきださせ、食料生産のために投入しなければならない。
 
第一次産業がいきいきと発展し、それを工業が支援する社会こそが必要である。

そのためには農漁業者と労働者がおおいに団結し、生産を発展させる道をともにあゆむ気運を高めなければならない。

生産活動が活性化すれば失業問題は解決し、商業、流通、社会保障、文化も発展する。

これが日本の独立、民主、平和、繁栄の道である。

(以上、転載終わり)

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プロフィール

三休さん

Author:三休さん
のブログへようこそ!

昭和28年東京都江戸川区  小松川の生まれ

都電の西荒川駅前にあ
った生家には、故赤塚不二
夫さんが下宿していました。

上の写真は、昭和30年5月石森章太郎さんが赤塚さんを訪ねてきた時のもの。

赤塚さんは、その2年後有名なトキワ荘に引越しました。

徒歩数分の石毛肉店には、私と一緒に住んでいた従姉と同じ深川高校に通う五月みどりがいて、この翌年に歌手デビュー。

生家の2軒隣にその数年後、横綱柏戸が引越してきました。

私は、その後両親が近所に建てた家に引越したのですが、3軒隣にラグビー日本代表だったターザン橋本(本名橋本晋一)氏が住んでいて息子が私と同級生。

息子H君はその後早稲田ラグビー部の主将。

私が小中学校時代に通ったラグビースクールで一緒にプレーした新日鉄釜石7連覇の立役者Mr.ラグビーと言われた松尾雄治君とその後早明戦で戦ったのには驚きました。

私も高校でラグビー部に入ったのですが、挫折。結局それが遠因で、精神世界に。

そして今に至るのですが、何が幸いするか分かりません。

もし、そのままラグビーを続けていれば、何がしかの世界で成功したかもしれませんが、失敗の人生を歩んでいた可能性があります。

真の意味での成功者とは、永遠不滅の至福の境地である「悟り」に達した人々のことであり、そこに向かって着実に前進している人々のことを言います。

(「悟り」「真の成功者」に関して詳細は、本ブログ記事「ホイットニーの死をバガヴァンの教えから考察する」等をご参照ください。)

まさに「人間万事塞翁が馬」。

趣味は瞑想です。

1977年から瞑想しています。      
基本的に24時間瞑想しています。
もちろん、座って瞑想するのも大好きです。

意識の内側へ入れば入るほ
ど、より覚醒し、より自由に
なってゆきます。

瞑想をとおして、
この世界のあらゆる楽しみ、
快楽をはるかに凌駕する
時間、空間を超えたこの
現象世界の源である
永遠不滅の純粋意識、
そしてその本質である
絶対的な自由と愛と至福を体験します。

多くの方にこの事実を体験を通
して知って頂きたいと思ってい
ます。

覚醒剤もドラッグもいりません! 

ただし、瞑想には、効果的で正しいやり方があります。

正しい角度で飛び込み、正しい泳ぎ方を身につけることで、スムースに海中深くに潜ることが出来ます。

それと同様で、効果的に効率よく、マインド(心)の内側深くに入り、究極的にはマインドを超越する方法が、正しい瞑想法です。

古来より覚者方より様々な瞑想法が、伝えられております。

マインド(心)は、永遠でもなく、真我(本当の私)ではありません。

その正体は思考であり、常に変化して止まず、幻影です。

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